北方領土歯舞群島の貝殻島周辺で操業するコンブ漁が２日、初出漁。納沙布岬に集合した２３９隻が午前６時の合図で一斉に３・７㌔先の同島を目指した。３時間後には初操業を終えた漁船が、珸瑤瑁や温根元漁港に次々と帰港、日向にきらめくサオマエコンブを天日に干した。解禁は１日だったが、強風の影響で順延となっていた。日ロ民間協定による漁で、コンブをとる見返りに採取料（今年９０８４万円、ほかに機材供与費３５０万